茶の味
茶の味 石井克人監督 2004年製作
「良いですよ」そう言ってクワバラさんが借してくれました。
クワバラさんはマンガ喫茶でメガネを盗まれ、帰りはメガネがないので見えなくてタイヘンだったという逸話のある人で、かけたメガネを目の前で盗まれたのか、それとも相当のスキがあったのか、そのシチュエーションも気になるけれど、問題はメガネは盗まれうるっていう事実なのだった。大胆な犯人(ホシ)だな、と僕はこの話を聞いたときに思ったのと同時これはエポックだと思ったのだった、メガネを奪うことは目潰しと同じような意味合いがある(視力によるけど)メモれメモれ。
「茶の味」は田舎を舞台に、ゆったりとした時間の流れる中、静かにすぎていく家族の出来事を淡々と描いている映画だった。大きな出来事も、事件も、周辺では流れているのかもしれないけれど、それをピックアップすることもなく、縁側でお茶を飲みながら、風景を眺めて肩肘張らず過ごしていて、自身の内部にあるいくつかのことが静かに解決して、時間が流れるのがじっくりと感じられるのだった。
以前「鮫肌男と桃尻女」をみたときに思った(映画の最後のほうに暖かい日差しの中の車の中のシーンとか)雰囲気に全体が包まれていて、優しい気分になれたのは、今の気持ちにちょうどぴったりでよかった。
今朝の4時くらいから見て、一度目はちゃんと見て、その後はただ流しっぱなし、音と声がゆったりしていて二回、三回くらいループさせ、僕は心地よいウタタネができた。音楽はリトルテンポが担当。流しっぱなしにして昼寝するのにちょうど良い、などと思うのだった。
印象深いのは浅野忠信と中嶋朋子のところのもどかしさ…かもしれないけれど、獅子オドシのようなおじいさんの窓が印象深かった。早朝の川原で野球している人に石を投げるあたりだったり、川原でダンスしている人のくだりもそうかも…印象が結構、曖昧。そういえば電車の中のシーンもあって、映画に出てくる電車の中のシーンはどういうわけか好きだなあと改めて思った。
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ついこの間までは結構忙しかったので何もしてなかったけれど、すげー焼肉とかご馳走になったりしたのだった。肉は攻撃力が上がるのでこれからはイイ肉を良いタイミングで食べることにしよう、とか思う。朝蒼龍は肉ばっかり食べたから(脂身ばっかりらしい)強いんだということなのだ。一番良かったのはらくだのコブだということです。
今回は松屋とか吉野家とかのお世話になるもなく済んだ、松屋のお世話になったら負けだと思っていたので。
本家のギャラリーにこないだのデザインフェスタで作ったポストカードの画像とか入れておきました、みてねー
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