中野通り桜祭り

昨日はトモトさんが新井薬師に用事がある、のでどうですか？ということでしたので白羽の矢が立てられたのは暇人ことあたくしでございました。用事は何かと問うと散髪だという。僕はどこに絡めばいいのかわかんないけど、きっと　散髪　あたくし　新井薬師　この三つがそろったとき、竜王の島に虹の橋がかかるんでしょう、きっと。なんかイイ話ですよね。

中野駅から哲学堂公園にいたる大通りは立派な桜並木で、あと４日早かったらきっといい感じで桜が散るさまを見れただろうけど、昨日は半分以上は散っていた。しかし桜の様子とは関係なく桜祭りと称してオルタナティブな祭が開催されていて、ほろ酔いローカルヒーローたち（商店街の有名人）が中野ウッドストックか、というくらいの人々を集めライブ（カラオケ）を催していて活況でした、いい感じのサバトです。
中野駅前商店街でもプロレスラーがアトラクションを披露してたり、試合もあった模様だったけど、それはさておき、新井薬師の用事は何かと聞いたら、こんなことになってるのも知らず新井薬師の場所もよく覚えてない…とトモトさんは言うのです。よくある話です。それでいて目が良くなるらしい、とかとって付けたようにいう。

しかし新井薬師は人が多くて予想と違うので、哲学堂公園まで行きました、哲学堂公園には妖怪が、とかおばけが…とかいうのです。僕は哲学堂公園の前は良く通るけど入ったことなかったから興味があった。

哲学堂公園は東洋大学の前身の創立者でもある井上円了が作ったとされる。
僕の考えた思想を思わず公園にしちゃったよ！だからみて！
っていうような公園で、意外と公園としては趣きもあったりして良いんだけど、いろんなところに名前が付けられててどれも　ウーン　というような感じでございました、…言われてみれば確かに！とかそういう。（参考）しかしどういうことでしょう、子供と顔の真っ赤な老人の比率が多いのは。もっと哲学者っぽい人がいてもいいんじゃないか、とは思わない感じのゆるさ。哲学堂公園の桜はいい感じでした。トモトさんは猫の写真をとってました、よかったですね。

中野はアシッドだ、で締めたいと思います。

哲学堂の近くにある野方水道タンク存在感ばっちり。僕の住んでいるところの近くに大谷口水道タンクもあって、こっちもまたかっこいい。水道タンク好きは中野の北、ないし板橋に引っ越してきたほうがいいよ。

そのあと写真を現像に出して、沖縄料理を食べながら呑みです…あれ、これって。ダメ人間だ！ありがとうございました！

そして今日はスーパーで買い物してたら、おばあさんが　あたしには重いからお兄ちゃんにあげる　といわれ手に持っていたお茶のペットボトルをもらいました。
見た目でしょうか？見た目でしょうね。それが店内だったのでナカナカ微妙なシチュエーション。スリの片棒を担がされ、警視庁２４時のように私服警官に捕まって　盗んじゃダメでしょ！　とか責められ、つい出来心で…とかいいつつ、泣きながら謝んなきゃなんないんだろうか…すごく似合う！とか思ったけどそのままもらって帰ってきた。

追記
大谷口水道タンクは解体され、もうなくなってしまったそうです。
あと東京遺産っていろいろあるんね。