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06/01/2007

デザインフェスタ25 総括

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デザインフェスタに今回も参加出展してきました。思い返せば前回の秋のデザインフェスタには出演すらもままならない状態でしたゆえ、実に一年ぶりです。昨年の春、僕は長く続いた風邪が何とかなった時期だったなあ…などと思い返しつつ。…あ、こういうのマリッジブルーっていうらしいね!(違います)

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ココが出展したブース。ラブパリ/山羊発電。
今回は諸般の事情(*)で二つのグループで合同で出展。

しかし今までにない勇姿です、ちょっと本気感が伝わりませんか?合同のため大幅に人数が増えて、やりたいって思ったこともできるようになったのです、素晴らしい!
だから今回はブースだけでなくフリーペーパーもつくり(全部配った)新作も全部で8本。
流石のトリプルディスプレイには通る人通る人目を向けざるをえない、という、新しいタイプのテロリズムを提案。
お客さんの流れもよく、寂しいということはなかったです。

また、山羊発電のホームページが出来ましたので、どうぞこちらも見てください。近々、今回の新作やフリーペーパーなどもこちらで発表していくことになるでしょう。
気になる方がいらしたら、是非メールでも下されば、対応いたします。

そして見てください、ラブパリの上の星を。どこかで見たことありませんか?これは皆さんご存知 DOCOMO2.0 がインスパイアされた、とか…されない、とか…ゴニョゴニョ…そういう、まあぶっちゃけていいますと、僕らが考えた星のマークなんです、実際のところ。
星をデフォルメさせたらどうなるんだろう?考えてみようよ!それで三日三晩寝ずに考えた結果なんです。ホントです(うそ)

(*)申し込みがギリギリすぎて、ブースが売り切れていた。

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デザインフェスタに徘徊するメカと手前のオブジェが一緒に。この赤いヤツは僕の知る限り毎回見る。人間を乗せて走れるっていうのはすごいことだ。

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人間大のケンタウロス、の人形。とにかく大きいものにはそれだけの労力が費やされている訳で、どうしても素通りできない存在感がある。

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特撮的な出展物、無造作に置かれているだけなんだけど、迫力が目を向かせる。

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こういう風に展示が凝っててコンセプチュアルなモノや

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ぽわぽわしたなんかのものが、でんと置かれているごちゃごちゃだけど統一感のある展示や

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かっちりとして上品な店舗のような展示なんかがありつつ、色んなバリエーションがあるわけです。

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豪奢な仏壇みたいなのが、展示されてて、結構ひるむ。角がカッコイイ。

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広々とした中に広げた家具を展示している。ココはなんだか風通しがよく見晴らしもよかったので、少し安心です。

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時間が来たら演劇をする、という発表。時間が始まると人が動き出し話し始めた。

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印鑑を実演販売している。なんかいいねえ。職人さんの作っているのがただ見られる、って言うだけで、興味深い。

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今回一番感心したのが、これです。
子供がジェンガをしているだけなのですが、これだけの人が集まり見守っているのです。なぜなら想像以上に組みあがっているからです。
いつ崩れるのか、という期待からかもしれませんが、しかし子供は遊んでいるだけなのです、見せる、ということよりは、より高く、より多く積み上げるという目的のほうに集中しているのです。…ああこれはドミノ倒しをやるようなものなのかもしれない。

僕らは時間をかけて作ったものを発表する、という形でブースを出したのですが、そのときその瞬間の緊張感が遊びとして発表されているという事実にビックリした。モノだけ用意して、それを時間内にくみ上げるという命題がしかし遊びに内包されている

これに関しては、きっと家で練習したのかもしれないけれど、ダンスとか演劇といったものに近い形式かもしてない。それは全部が遊びというカテゴリーに入りつつも発表できるというのはちょっとしたエポックだと思ったのです。
芸術的に高められた遊び、っていうことが製作者として一番満足の行く形なんじゃなかろうか、どうだろう…

例えばだけど一つのブースでマージャンをするだけでも、もしかしたら成立するのかも知れない。

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崩れたら拍手が起こった。上下の写真を見比べてください。上の写真は腕を組んでいる人が多数。下は拍手。
なんなんでしょうか。

お疲れ様、みたいな意味なんだろうけど、なんか不思議な気分になりました。説明はできないけれど、しかし、デザインフェスタ、というのは多くの場合の向うべきところは、結局こういうことなのかもしれない、とすら思ったのでした。

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