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09/19/2007

青春18切符の旅

尾瀬に行った後、1日置いて青春18切符で名古屋周辺を放浪した、もう記憶は鮮やかではないので浅く触る程度に綴っておこうと思う。
軽くのつもりが長くなった…ダメね。

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初日はとにかく東京から出ないと!と追われる様に出発し、名古屋にいた。手元には青春18切符があって鈍行列車に乗りながら、読書をし続けたい、というビジュアルだけが先行して、本屋に行って本を買い、その足で電車に乗ったのだった。
名古屋について一番最初に切ったシャッターはこれ。手前の赤が気になったのだとは思うけど奥のビルディングと手前の建物のギャップが僕の一番の印象だったんだという風に言い聞かせています。

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圓道寺というお寺。同じ名前のお寺があることは知っていたのですが、実際に見ようと思ったので足を運ぶ、鳴海宿。もともとは猿堂寺だったということで、見ざる言わざる聞かざるが門にあった(この写真にはないですが)
母の話では、ココと私たち一族は関係ないんじゃないのか、という意見でした。ウチの本家は千葉県の真ん中の田舎の奥まったところにひっそりある。関係あったら面白いけどどうなんだろうね。

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熱田神宮。奥に草薙の剣が祀られている、日本で二番目にエライ神社(らしい)。

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養老天命反転地。とにかく変だった。歩くたびに、足元がオカシイ。平らでない地面を歩き…

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おわん状の内部で更にその中の起伏が激しく、感覚がおかしくなっていくのが体感できた。これは実際歩いてみなければきっとわからない。極限で似るものの家では気持ち悪くなったくらいです(まあ食事をするのを忘れていたというのがでかいけど)
しかし人もそう多くなくロケーションもよく、もっとじっくり滞在したかったなあ、と思った。

荒川修作とマドリン・ギンズはこういう本を出しています。死ぬのは法律違反です―死に抗する建築:21世紀への源流

ちょっとばかり興味がある、タイトルだけで判断しちゃダメなんだろう、という。荒川修作はどういうことを考えてああいう建築物を作っているんだろうか、という疑問の取っ掛かりがあるんじゃなかろうか、という。

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粉モノを食べたくて大阪まで出張った。串カツとタコヤキとビール。大阪は旅だなあ、という気分にはさせてくれるけど、長くいたいとはそう思わない。

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奈良を経由して、伊勢神宮へ向かう。これは伊勢神宮外宮。
簡易的とはいえ、伊勢めぐりはちゃんと形式にのっとりたいものです。

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熱田神宮も、伊勢神宮の外宮も、内宮も、御神体といいましょうか、祀られているものがあるのでしょうが、そういう神聖なものは見ることはかないません、し もちろんのこと撮影も出来ないのです、なので聖域の先にそれがあるからお参りする、というものなので、そういうもんだろうなと思っていたところ…

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馬がいてビックリした、本物が。
最初人形かと思ったくらい静かで動かないし。神馬といいます。
ビックリしたけど美しい馬でした。一体何のためにいるのかはよくわからないけど。

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伊勢神宮内宮。
天照大御神がお鎮まりになっている、この少し奥で。

当初の予定では大阪から紀伊半島を電車で一周して伊勢神宮入りをしたかったけど、それはほぼ1日かかって伊勢に着く、というようなルートだったのがわかったため、断念。しかし今考えれば、そのルートはありだったんじゃないのか、と思っています。半島は今日本で一番行きにくい場所になっているという意見もうなずけます。何より交通手段が少ないから。

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伊勢神宮、内宮をでてすぐのおはらい町。精進落としをするために江戸時代~栄えているという。ここはバスの時間を考えてしまい長く滞在できなかったのが本当に悔やまれる(…のと伊勢うどんと手コネ寿司を食べてお腹一杯になってしまったことも問題だ)本来なら赤福とかそういう、食べ歩きのためのものをほおばりながら長い町を練り歩きたいものです。
非常に魅力的なところだった。よく調べなかった罰。干物が試食と称して無料で配られてたりするんです。

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鳥羽から伊勢湾フェリーで伊良湖まで。フェリーはイイ、というか船はイイ。
どうも大阪に出向いた辺りで、旅は迷走をしていた。情報収集は主にマンガ喫茶で調べるんだけど、そこで決めたルートを守らず気分で移動するのだった、自分のそういうところに嫌気が。

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名古屋の魚市場。活気ありました。

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帰り道の長野のどこかの駅にて。名古屋から中央線の鈍行で帰った。同じ中央線でも雰囲気は違う。しかし、知っている路線にはその路線のニオイというかやはりそれ独自の雰囲気は変わらないのかなあ、とも思った。野辺山に行こうか悩んだけれど、やめた。

実は全部で何泊したのがわからない。おそらく4泊くらいしたんだと思うんだけど、覚えてない。8月21日くらいから24日か25日。

どこもよかったけれど、旅に目的があったほうが明確でいいな、と思った。というか僕は旅は好きだけど、欲張りで詰め込みすぎて、その後その詰め込みすぎたことに嫌気が差してしまうということを、繰り返している気がする。尾瀬は例外として。やはり一ヶ所とその周囲をゆっくり回るようなのがイイ。次はそうする。

ところで、読んだ本は「ネオリベラリズムの精神分析―なぜ伝統や文化が求められるのか」樫村愛子著。
難しい本かと思いきや、難しいけど読み進めことが出来ましたので、旅の間中、電車の中や宿で読んでいました。なんかちょっと目の前が晴れた気がした。旅の効果もあったと思うけどこの本を読んだことも大きく寄与しているような気がする。

長い電車に乗って電車の規則的な音とそこで生活している人が出入りする電車に自分だけが本を読んで座っている、というビジョンから旅にでたんだけど、そういうときもあったけど僕は眠ったり風景を見たりしていた時間も長かったようにも思う。
が、結構満足なのだった。人の出入りは多い電車は鈍行の鈍行ならではのもので、それは青春18切符ならではで、それはやっぱり楽しい。とても疲れるけど。

帰ってきた直近では一体何をやってきたんだろう、という疑問がずっと消えなかったのも事実でした。

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