１１月第一週の日記。

１１月３日　土曜日晴れ

朝、普段と同じに起き、僕は自転車で５分強、洗濯物と洗剤を持ってコインランドリーへ行った。服を着て生活している以上洗濯をしないという選択はない。（ダジャレ）これまで僕の住むところの近所には、歩いて３分以内にはコインランドリーがあったので、別に自分で洗濯機を持っていなくても十分やっていけたものだった。なにより僕は洗濯機を保有するほど洗濯という行為が好きではないのだから。出来ることならしないで済ませたい。でも服が汚いのはもっといやだ。そして、その洗濯のために自転車で５分も洗濯物を運ぶっていうのはなんだかオカシイ。
ほとんど人が洗濯機を持っているという周囲の人たちへのリサーチ結果から、皆、よほど洗濯がすきなのだろう、と想像はつくけれど、（なんと乾燥もスキらしい、僕にとって乾燥機というのは未知の世界だ）この保有率からすると、もしかしたら洗濯というのはすごい面白エンターテイメントなのかもしれない、犬の散歩ほど面白いとは思えないけど。
そういうわけで、僕はコインランドリーで洗濯をしつつ、そこから更に５分くらい自転車を走らせたところにある電気屋さんで洗濯機とLANケーブルを買いました。来週届くので、それから僕は笑いの耐えない洗濯がまっていると思うとワクワクします。

後これはビックビジネスに関する情報提供なんだけど、全日本のコインランドリーを網羅しているホームページを作ればアフェリエイトですごい儲けられるんじゃないのか。多分一億円くらい儲けられそうだってみてる。目算だけどね。…目算でなおかつ暗算だけど。…そして実は計算がすごい苦手なんだけどね、正直二桁になるとわかんない。

半月ネットのなかった生活のなんともいえない、忙しいけどどうしてもあまってしまう時間はどうやらこれまでネットに取られていたんだなと実感して、ネットとの関わり方を考えなければならない、などと思う。一番いけないのはブックマークかもしれない（あとRSSリーダー）

僕に、わけもわからず電化製品の横に立たされてもさわやかに笑っている外人女性並みの勇気があれば…今のブックマークを捨て去ることが出来るのに。

その後は中央大学の学園祭に出かけ、保坂和志と古谷利裕の対談を聞きにいく。
初めていった中央大学はすごい建物でいくつものビルと複雑な構造が印象的だった、迷ったけど、講演には間に合う。
その後、原宿経由で実家へ。原宿でもくろんでいたすべてが全部計画倒れだった。僕はもう田舎モノなので、都会に出るときはちゃんと計画立てて行かなければならない、しかし問題は僕が予定を立てるのが苦手だってことだ。
実家に帰ったら弟が酔いつぶれていた、なんなんだ。その酔いつぶれている弟のお土産のニヘデビールは噂にたがわず美味かった、これはすごい美味い。信じられない。

１１月４日　晴れ

母の誕生日。還暦なので、何かしようと兄弟で話し合った結果、一番下の弟が当日休めないということになり、家族全員が集まれる時にやるべきなんじゃないのか、ってことで、普通の誕生会をすることにはしたんだけど、僕のほうも色々と忙しく当日を向かえてしまったのだった。
なので、ちょっとした家の手伝いと母へのプレゼントをして、天気もいいしどっかに行くのもいい…なんて考えつつ、なんだかんだで結果いつも僕と弟が実家で会うと昼から日が暮れるまで料理を作り、食べ、料理を作り食べ、みたいな感じで進むのですが、今回もそれにもれず。
こんな感じ。

ただ、料理はおいしかった。皮から手作りの餃子を作ったんですけど、これがすごい美味。明らかに店じゃ食べたたことがない。お店はより早く確実に料理を提供するために時には既製品を上手に使ったりしているわけだけど、僕らはそういうのまったく度外視した料理なので、誰かを待たせるとしたらそれは僕らだから。ひき肉も包丁で叩くくらい。肉厚な皮に包まれた餃子（薄くする技術もない）だけど、その皮が美味いのです、１時間くらいこねてました。何でもかんでも時間で割ってお金で計算するのならこの餃子はエライ高い。二人の大人がお酒のみながら、飽きるまで、さらに飽きてもつくり続けたのです。
それと母の作ったひらめの煮付けと…そういえば僕が作る予定だったこんにゃくいためを忘れていた…（作ってない）をおいしいご飯で頂きました。

僕はもっと料理のレパートリーを増やさなきゃダメだ。料理っていうのはレパートリーの強さもあるに違いないから。技術や味もあるだろうけどいつ何時どんな食材でも美味く、料理らしい料理を作れるようになるために。思考法をまず料理ありきではなく、材料から、という流れに持って行きたい。
少なくても瞬時に手作り餃子とひらめに煮付けに勝てるような料理を思いつき、勝たねば。人に振舞う料理で惨めな思いだけはしたくない。

あと弟はただただ呑みたいだけなんだな、って言うのが本当にわかった。母へのパーティはまた次回へ繰り越すことにする。
ご飯を食べて、ケーキを食べ、帰る。

１１月５日　晴れのち雨。

朝、部屋を出て自転車に乗って、川っぺりをしばらく走ると会社の近くに着く。その川はかもや鯉や亀やサギがいて、非常にのどかで、晴れていたらいい感じです。
昼はお弁当で近所の公園で。会社が引っ越したことにより、生活が変わった。

そして帰りは雨に降られた。

１１月６日　曇り

８時起床。今の生活で行くと起床を７時ベースにすることも出来そうだ。太陽とが出ている時間だけ動く人間になるために。…キャシャーンだ！って思ったんだけど、キャシャーンて、「華奢ーん」ってコトなんじゃないのか、と気づき呆然としてしまった…華奢だよね。（そして僕はこの話を何度も思いついているような気がしている…）でも華奢っていうか僕に言わせればしっかりした若者じゃないか、っていう話です。服も白いしピシッとしてる。
お昼は今日もお弁当です。届けてくれるやつ。魚だった。あとマカロニだった。

健康になれると思う。

１１月７日　晴れ。

起床は７時、二度寝も出来るけど、調布市民登録をしてなかったので早めにでて印鑑登録と転入届を出してくる、半月にしてやっと。免許の住所とかも変えなきゃならないけど、とりあえず。そして住所変更をちゃんとしてないと、生活に支障が出てくる（はず）職務質問にちゃんと答えることが出来るのかどうか、とか。身分証明を出来るものを持ってないから。そもそも今の住所のうろ覚えで、かつ前の住所もわすれそうなんだから。結構時間がかかったので、１０分ほど遅刻。
昼は今日も弁当。今回は動物性たんぱく質が見当たらなかった。コロッケの中にあるホンのちょっとのひき肉だけ、まるで砂金探しです。今朝はチーズとパンしか食べてないので、今日は動物性たんぱく質は取らない１日だけのベジタリアン（乳製品はOKとしておく）をしてみようと食べながら思ったのだけど、夜は渋谷で打ち上げ。ただ酒はイイ…そこで鶏肉を食べたってのを今思い出した。一週間くらいベジタリアンとして暮らしてみたいものです。肉を食べるのと肉を食べないのでは体臭が違うという話（肉を食べる量で体臭の強さが変わるらしい）を聞き、ちょっと気になってて。
それでベジタリアンなんだけど、ベジタリアズムはすごいたくさんの種類があって読んでいくと興味深い。ヴィーガンというのがすごい、何を食べればいいんだ。ブレサリオンっていうのがもっとすごくて、選択肢とかそういう話じゃない、何が楽しいのか会ったら聞いてみたいくらい。いないかなあ。。。
僕はペスクタリアンだったらきっとなれるし（魚は食べていいから）、哺乳類を食べない、って言うベジタリアンにもなれる気がする、鳥肉だけでいいや、っていう、もしよかったら蛇やカエルだって食べれるから。肉を食べる、食べない、は思想なモノだろうけど、僕はたくさんの肉よりも少しのおいしい肉、のほうがいい。食べ物を残すことの罪悪感が大きくて、それならいっそ食べないほうがいい気がする…

渋谷で終電ギリギリまで飲んで、柴崎の駅（自転車をおいてあったので）で降りいつもの川岸の道で帰った。夜の一本道は暗くて周囲はどこを走ってもそう代わり映えしないので、どっちい進んでいるのかわからない。そしてとうとう、どういうわけか、まったくありえない話なんだけど、一本道で道に迷うということをやらかす。
何でそういうことになったのかは、いまだにわからないけど。でも迷ったんです。おかしい。心が折れた、たぶん酔っ払ってたからだとおもう。

１１月８日　晴れ

起床は８時。昼はカツどん弁当。
自転車のタイヤが薄くなって、中のチューブが出てきそうなので、帰りは慎重に。
自転車がパンクしてしまった時、非常にタイヘンなことになるのが容易に想像でき、それがまた怖い。

１１月９日　晴れのち曇り、後雨

自転車が走る状態ではないので、自転車のない通勤を試してみて、思ってたより時間がかかった。

夜は会社の皆で新宿で呑み。越前ホルモンアルプス（白ホルモンがおいしい）更に二周年記念でふた皿タダ。すごいね。。。美味いし。そのあと世界の山ちゃん。朝まで。個室のゆったり感は他にないので、フリースタイルで横になってごろごろしつつ呑んだり、眠ってしまったりします。しかし両方とも安い。
朝まではきつい。。。電車はまだ走ってなかったので、一時間くらいマンガ喫茶で時間を潰そうかと思ってブラブラしたけど、結局やめて始発で帰る。調布駅ではバスは走ってない、という事実に愕然として雨の中歩いて帰った。
そして今は眠い。