2013年3月17日
娘のイヤイヤ期がはじまって理由があって泣くのを見ることが多くなった。ナイ、ナイとこちらに自分の意図を伝えようと時に有り余るパワーを泣くことに注力し、全身で泣く。イヤイヤ期って言葉があることだって、知らなかったし、それがこういうことなのか、というのは体験して初めて分かるものでノンキなんだろうけど、とにかく泣いている顔をじっくりと見ることが多くなった、なだめる、というような。
そこでふと涙の粒が大きいなと思った。顔が小さいからだとも思うのだけど、水っていうのはある程度大きくならないと目のふちから落ちないな、表面張力かな、そうかというとポロッと落ちるんだな、などと観察しつつ、単純に涙を流すという事柄をそうそうに見ないので、実は涙の粒っていうのは思ったよりも大きいのかもしれないなどと思うのだった。
千と千尋の神隠しを見た時、千尋がおにぎりを食べながら泣くというシーンが印象に残っていて、その理由は涙の粒が大きすぎる、デフォルメするにしても、変な感じが違和感としてずっと残っていた。…んだけど、得心した、というか、娘の涙を見て、あ、コレかもしれないな、と勝手に思ったのでした。でもやっぱり千と千尋のおにぎりを食べるシーンはやっぱり違和感だけは残るけど涙の粒が大きいことはちょっと理解できた気がする。
大人って泣くときって涙の粒をためないで、すぐ拭ったりとかしちゃうんだな。ああやって思いっきり泣くことがどういう気持なのか、僕は知りたくなったけど泣くことが恥ずかしくて、どうにも。泣くのが恥ずかしくなったのっていつなんだろうねえ
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